世古 敦人(准教授)

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京都大学 材料工学専攻

606-8501 京都市左京区吉田本町

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ソースコード

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二種類以上の原子種を含む固体において,有限温度での相平衡を計算する場合,溶質原子の配置効果を取り入れることが重要となります.しかし,第一原理計算のみを用いて,合金の取り得る配置を網羅することは不可能であるため,クラスター展開法などを用いて合金のモデリングを行い,原子間の相互作用を第一原理計算から評価することが一般的に行われています.第一原理計算の精度を損なうことなく原子配置効果を見積もることができれば,高い精度の基底状態の構造,熱力学量や平衡状態図を得ることができます.CLUPANでは,クラスター展開法による有効相互作用エネルギーの評価,構造のエネルギー計算,安定構造の探索,モンテカルロ法による有限温度での熱力学計算・自由エネルギー計算を行います.

講義

  • 無機量子材料学2(学部3回生)

  • セラミックス材料学(修士)